スマイリング・シンデレラと
ノン・ジャパニーズのメディアが
名付けた、ゴルフ全英オープン覇者
渋野日向子なんだが…
ただ、能天気にヘラヘラしていたようには見えなかった。
そこには、強い意志の力と哲学、
そして確固たるゴルフ技術・身体能力があった。
つまり、偶然の優勝ではない、ということだ。
その根本は何か？
二重関節の肘でも、
元ソフトボールプレイヤーだから、でもない。
唯一読売新聞だけが報道した、
渋野日向子の母親が届けるというメッセージ
「笑う門には福来たる」
スマイリング・シンデレラのパワーは、
自ら、ギャラリーの、対戦相手の心を浄化し
ゴルフというスポーツの素晴らしさを
際立たせたのである。
作り話さえ超える、真実の物語である。
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渋野スマイル「ゴルフで岡山の人たちを元気づける」
08/05 12:01 読売新聞
渋野選手の母・伸子さん（５１）は、
岡山市の実家で娘のプレーを見守った。
渋野選手は最後まで笑顔を絶やさなかった。
「笑う門には福来たる」。
伸子さんがいつも試合前に無料通話アプリ
「ＬＩＮＥ（ライン）」で送る言葉通りの姿がそこにあった。
３姉妹の真ん中で、太陽のように、
明るく元気な子に育ってほしいとの思いから、
「日向子」と名付けた。
その笑顔が曇ったことがある。
昨年７月のプロテスト直前に発生した西日本豪雨。
実家の近くまで水が迫り、渋野選手が通った練習場
「パルグリーンゴルフクラブ」（岡山県瀬戸内市）で
指導していた佐藤純さん（４６）の自宅も床上浸水した。
大勢の人がボランティアに参加しているのを知った渋野選手は、
駆けつけたい気持ちを抑えるかのように練習に取り組み、
合格すると「私はゴルフで岡山の人たちを元気づける」と、
口にするようになったという。
伸子さんは「皆さんに笑顔が届けられたのなら、
本当に誇らしく思う。帰ってきたら
『お疲れさま』とまず声をかけたい」と話した。
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